こんばんは
madです
今回は趣向を変えて見てきた映画についてブログを書いていこうと思います
これだッ！(ファ)
ギアスの新作
見てきたよ寒い中
この新作の布石として、総集編というか再構成された三部作が一昨年から去年にかけて公開されてmadは全部見ました
ぶっちゃけその三部作でお腹いっぱい大満足って感じでもあった…
tv版と内容はほぼ同じなんだけど、やっぱり映画館で観ると迫力が違ったり、新規にアフレコされていたり、割と新しいカットのシーンが多かったり(ハイエボ1と同時期に見たからかもしれない)
とにかく、ギアス面白い〜って思いを噛み締められるものでした
話題を新作に戻して
色々思ったことを覚えているうちに書いておこうと思います
(以下ネタバレあり)
まず悪い点というか、なんだかなぁ…って思ったとこ
ルルーシュ復活in cの世界
今回、ルルーシュはゼロレクイエムの後、魂をcの世界に置いてきてしまったので、最初の方はまるで赤ん坊のように怯えてしまっています
そこから元のルルーシュに戻すべくcの世界にアクセスするため、世界中の遺跡を回っていった挙句、最終的に今作の舞台ジルクスタンにたどり着き、そこでルルーシュが復活します
cの世界をさまよってルルーシュはもとの性格に戻ります
ギアスの中でも割とオカルトチックなcの世界なので、黒いモヤに襲われて、実世界でc2が襲われているタイミングで復活というのいうのがあまりロマンチックでないというか劇的に描かれていなかったように思えます
その後のシーンは一期やR2の1話を想起させる展開で盛り上がりましたが…
もうピカレスクじゃない
復活したルルーシュはさらわれたナナリーを救出するためにスザク達と共に戦います
目的や時系列から仕方ないのですが、ルルーシュ側が手を取り合って協力しジルクスタンを倒すぞ〜という流れの中でもう少し捻くれた感情があっても良かったんじゃないかと思いました
ナナリーがさらわれたのだからルルーシュも手段を選ばずに好き勝手に暴れても良かったんじゃないかな
扇を特攻させるとか…
まぁ色々あってルルーシュも落ち着いたと考えれば納得いくかも…
尺
ルルーシュを復活させるための遺跡がある監獄での展開は大体がルルーシュ復活に割かれていたため、スザクとの再会が急に来たり、敵に捕らえられたカレンを何だかんだ救出できたり、結構詰め込まれていたように思いました
復活したルルーシュについてスザク、C2についてはその関係性が描かれていましたが、カレンについてはもう少し追求して欲しかった
次に良かった点
割と多くキャラクターが出る
スザクやカレン、C2が出るのは予告でも分かっていましたが、ナナリー救出のためにコーネリアが出てきたときにはちょっと驚きました
ギルフォードもいる！
あとオレンジとアーニャ、扇と玉木なども生き残っていたキャラが大体出てきます
逆に出てこなかったのは星刻ぐらいかな(画は出ていた)
ジルクスタン
傭兵で国を動かしてきたような国がゼロレクイエム後の世界で脅威となるのは納得が行くし、ギアスであのようなエスニック風の舞台は新鮮に思えました
敵姉弟
敵勢力トップのシャムナとその弟シャリオの二人が、それぞれルルーシュとスザクに相対するキャラとして良かったと思いました
シャムナは死ぬことで時間が巻き戻るギアスを持っており、そのギアスで何度も巻き戻ってルルーシュの作戦を予測、というか知っていました
戦略に対してその全てを知って対策をするというのがルルーシュの性格上最大の脅威となっていたのが面白く、また戦略を潰すギアスに対して策を巡らせシャムナのギアスを予想し最終的に特定したのはギアスらしいなと思った
シャムナの弟でkmfに乗るシャリオは今までのギアスにはあまりいないタイプのキャラで、不自由な身体に無理しながら戦うのが独特に思いました
どっちかっていうとガンダムにいそうなキャラだった
スザクを追い詰めていて結構強かった、キャストオフするまでは…
ナイトメアフレーム
R2もとい皇道の時点でランスロットと紅蓮はとんでもテクノロジーで強化しきっていたのですが、そこからまた進化し新たな姿で活躍していました
登場時は劇ナデのブラックサレナのような巨体で、パージしてフュギュアなどで公開されていた最新のkmfになったのが驚きでした
まぁデカかったときは作戦が読まれていたので追い詰められていましたが…
あと紅蓮の相手としてサソリみたいなkmfは全然張り合えてなかった…
それだけ紅蓮が強かったのですがもうちょっと活躍を描いて欲しかった感じはある
シャリオが乗っているkmfは独特の太ましいスタイルでカッコいい
また蜃気楼の後継機や、その後にガウェインのような複座式のkmfにC2と共に乗るのは感慨深いものがありました
ロイドさん
カレンと咲世子に同行していたので序盤から割りと出ていたロイドさん
眼鏡に情報を映し出したり、なんかkmfのシールドみたいなのを発生させていたり、凄いことになっていた
kmfより進化してないか…？
シュナイゼル
三部作の最後の敵でありながら、ゼロに従うギアスをかけられたので今回は従順
またカレン達をジルクスタンに送ったのもシュナイゼル、影の功労者じゃない？
あと眼鏡が似合ってた…イケメン…
まとめ
シャーリーが生きていることなどから三部作の後の話であり、tv版と三部作で住み分けがされているのが良かったです
コードギアスという綺麗に終わった話でそこからどう展開するのか、という疑問と期待に対して、今回の劇場版を経てもゼロレクイエムで平和になった世界が守られたこと、今までの積み重ねが大事にされていた点で応えていたと思います
それと同時にルルーシュがまた一歩前に進む姿を描いており、復活する事で今まで自分がしてきたことへのケジメをきっちりつけられたのだと思います
tv版や三部作のような過激でショッキングな展開、ピカレスク調の雰囲気を期待すると肩透かしを食らうと感じました
なんだかんだ良い点とそうでもない点がありながらも、しっかりギアスとして描きつつ新たなステージに至るルルーシュを復活という形で観られて良かったです
こんな感じかな
なんか寂しくなってきてしまった…
tv版も見たくなってきた…
ではまた…
